
スケーラビリティ
仮想通貨でよく問題になるのが「スケーラビリティ」。これは利用者や仕事量の増大に適応できる能力のことです。
スケーラビリティが低いということは利用者や仕事量の増大に耐えられないため、限定された規模のマーケットに向いています。
スケーラビリティが高いということは利用者や仕事量の増大に耐えられるため、大規模な規模のマーケットに向いています。
スケーラビリティを測る指標となるのは、主に規模透過性、位置透過性、異種透過性の3つです。
規模透過性
仕事量の増減に対して柔軟に対応できる能力
位置透過性
利用者やリソースの距離に対応できる能力
異種透過性
ハードウェアやソフトウェアなどが異なるものでも対応できる能力
仮想通貨のスケーラビリティ
仮想通貨で代表的なビットコインはスケーラビリティが低いといわれています。規模透過性が低いため、利用者が増えてビットコインを決済に使おうとすると処理が遅くなります。
リップル(XRP)は既存の金融システムにブロックチェーンを組み入れるために設計されており、スケーラビリティは非常に高く設定されています。