【2018最新 仮想通貨用語辞典まとめ】50音順で掲載してるので調べやすくなってます。
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目次

仮想通貨用語辞典まとめ

仮想通貨に関連して使用される言葉をまとめています。新言語は随時追加していますので、たまに覗いてみてください。

あ行

アービトラージ

取引所ごとにビットコインの価格が違う場合、価格が安い取引所でビットコインを買い、価格が高い取引所でビットコインを売ることで利益を得る投資手法です。アービトラージ手法。

アルトコイン

アルトコインとは、Alternative Coin(代替のコイン)の略で、ビットコイン以外の暗号通貨(価値記録)の総称です。ほとんどのものはビットコインを元にしたものであり、根本的な仕組みはビットコインと変わりません。

全世界で1,100種類以上のコインが作成されてると言われています。代表的なアルトコインに、イーサリアム、ライトコイン、日本発祥のモナーコインなどがあります。

出典:bitFryer

アンチマネーロンダリング

犯罪者が不正に資金洗浄(マネーロンダリング)ができないように各取引所で口座を開設するときに本人確認を徹底することです。

暗号通貨(仮想通貨)

暗号通貨とは、セキュリティ対策として暗号技術が利用されている通貨です。Virtual Currencyとも価値記録とも呼ばれます。公開鍵暗号、ハッシュ、その双方を用いた電子署名等の技術が利用されています。

暗号通貨の対義語として法定通貨があげられることが多いです。法定通貨は日本円や米ドルなど法律で価値が保証された通貨です。法定通貨はFIAT通貨とも呼ばれます。

電子マネーなどの第三者式支払手段は暗号通貨に含まれません。

出典:bitFryer

イーサリアム(Ethereum ETH)

Ethereum(イーサリアム)とは契約・財産を非集権型で取引する為のプロトコルです。

ブロックチェーン技術を、お金以外のものに応用したスマートコントラクトでは、中央機関なしに、契約を自動執行できます。ブロックチェーン上に世界中のEthereum採掘者たちがコンピュータのリソースを提供して作られている分散型の処理マシンです。仮想Ethereumマシンがあり、Etherという通貨を消費すればEthereum Contractというチューリング完全な言語によって書かれたプログラムを処理することができます。処理結果は、ブロックチェーン上に記録され、ネットワーク参加者が合意するたった1つの計算結果が得られ、偽造・改ざんができません。

出典:bitFryer

ウォレット

ウォレットは秘密鍵を持つ(つまり自分の)ビットコインアドレスをまとめたものです。

ウォレットサービスごとに詳細は違いますが、受け取り用のアドレスを複数個用意したり、おつり用のアドレスをそのつど生成したりするので複数のアドレスをひとつのウォレットとして扱うことが出来ます。

なおビットコインのプロトコルレベルではウォレットの概念は存在しません。あくまでもビットコインアドレスが最小単位となり、ウォレットはアドレスを便利に管理するために考えられた実装です。

事業者によってはビットコインの自社アカウントをウォレットと呼ぶこともあり、定義は曖昧です。

出典:bitFryer

エスクロー

エスクローとは、取引の安全性を保証する仲介サービスのことです。

エスクローサービス事業者は売り手と買い手の間に入り、買い手から購入代金を預かり、売り手が買い手に商品を配送するのを待つ。配達が完了したことを確認すると、購入代金を売り手に送金する。買い手は、売り手から商品が届かなかったり、届いた商品が取引内容と異なる場合には、取引を破棄して事業者から返金を受けることができます。売り手は、買い手が事業者に入金したことを確認してから配送できるため、代金を取り損ねることがありません。ビットコインのマルチシグネチャ技術を活用すれば売買当事者同士でエスクローを行うことも可能です。

出典:bitFryer

 

か行

海外送金(国際送金)

海外の金融機関に日本から資金を送金することです。銀行などの金融機関を利用すると最低でも数千円の手数料と為替手数料がかかります。また受取人に着金するまでに数日かかり手続きも煩雑です。

ビットコインであれば送金手数料は無料か格安です。2015年9月現在では3円~10円程度で送金が可能です。

TransferWiseでは「純粋な為替レート」で海外送金が可能となっています。

仮想通貨

仮想通貨とは、インターネットを通じて不特定多数の間で物品やサービスの対価に使用でき、中央銀行などの公的な発行主体や管理者が存在せず専門の取引所を介して円やドル・ユーロ・人民元などの通貨と交換できます。仮想通貨の種類は1500種類以上あるといわれています。暗号通貨とも。

出典:bitFryer

価値記録

価値記録とは、価値を持つ電磁的記録の意。通貨でも、物でもない、新たな分類に属するものです。出資法(預り金規制)、銀行法(為替取引)・資金決済法、犯罪収益移転防止法に該当しません。

健全な価値記録取引環境を創造することを目的として一般社団法人日本価値記録事業者協会(JADA:ジェイダ)という事業者団体が活動しています。

出典:bitFryer

偽造防止

ビットコインでは偽造防止の為に公開鍵暗号、ハッシュ、その双方を用いた電子署名等の技術が利用されています。

公開鍵暗号やハッシュ、電子署名はインターネットや社内システム等のあらゆるセキュリティ対策に利用されており、ビットコイン自体のセキュリティは堅牢です。

また既に使用したビットコインを再び使用する二重支払いについてもブロックチェーンとプルーフ・オブ・ワークを導入することにより防止が可能です。

出典:bitFryer

クラウドファンディング

クラウドファンディングとは、群衆 (crowd) と資金調達 (funding) を組み合わせた造語です。

あるプロジェクトを実現したい人に共感する人たち (crowd) が資金を持ち寄り、活動資金を提供 (funding) します。集まった資金をもとにプロジェクト達成に向け活動をし無事達成できた際はリターン (成果物や記念品、金銭、達成感等) を資金援助者たちと分かち合います。

現在、クラウドファンディングは芸術家支援、発明品やフリーソフトウェアの開発、個人法人のプロジェクト、防災、政治運動、ベンチャー企業への出資、など幅広い分野で活用されています。

出典:bitFryer

クラウドマイニング

クラウドマイニングとは、遠隔で暗号通貨採掘(マイニング)を行うためのハードウェアを利用することです。採掘難易度の上昇により自宅で採掘を行う採掘者(マイナー)の利益が上がらなくなってきているため、このような手法が生まれました。

クラウドマイニングでは膨大な初期投資や技術知識なしで暗号通貨を採掘できます。

採掘者はクラウドマイニング・サービス・プロバイダが提供するハードウェアのマイニング・パワーの一部を購入します。サービス・プロバイダはハードウェアの設定、メンテナンス、そしてマイニングプールを選択します。

出典:bitFryer

コインエイジ(Coin Age)

コインエイジ(Coin Age)は、コイン保有年数を示すもので、取引や採掘の際の優先度として使用されます。価値記録の保有量と保有期間をかけて計算されます。たとえば、3BTCを4日間保有していたとすると、3×4 =12BTC・日のコインエイジを保有しているということになります。

プルーフ・オブ・ステークの根幹をなす考えであり、保有するコインエイジが多いほどより多くのコインを採掘することができます。ビットコインにおいては、取引の優先度に使用される数量であり、コインエイジが多いほど優先的に早く取引の認証が行われます。

こうしたコインエイジを基準にした仕組みは価値記録毎に異なります。

出典:bitFryer

コインデスク・ビットコイン・プライス・インデックス

コインデスク・ビットコイン・プライス・インデックスとはCoindesk社が提供している複数の取引所の平均価格です。

出典:bitFryer

コインチェック

国内仮想通貨取引所の一つ。2018年1月26日に、ホットウォレットで保管していたアルトコイン「XEM」約580億円相当がハッキング・盗難されたことで世界的に有名になりました。比較的早い同年3月、コインチェックは盗まれた「XEM」を1枚当たり88円で、顧客全員に日本円による返還を始めましたが、「XEM」盗難が判明した以後のコインチェック社経営陣による塩対応に批判的だった多くの顧客が、コインチェックに預けている仮想通貨や日本円をビットフライヤーなどの他の仮想通貨取引所に移動させました。

コインチェック取引所のサイトやアプリはユーザーから「使いやすい」と評判が良く、セキュリティや経営方針が改善されればオススメできる取引所です。

簡単操作!ビットコイン取引所 coincheck

コールドウォレット

コールド・ストレージとも呼ばれ、もっとも高いレベルのセキュリティを持つビットコインの保管方法です。ビットコイン・ウォレットをネットワークにつながっていない、安全なところに保管することを指します。紙にアドレスと秘密鍵を書いて保管するものがペーパーウォレット、秘密鍵を専用の端末に保管するものをハードウェアウォレットと呼びます。

インターネットにつながっていないため、ハッキング等の観点からは安全なものの、物理的な保管に気をつける必要があります。

【ハードウェアウォレット】
LedgerNano日本公式代理店

51%攻撃

悪意のある者が過半数(51%以上)のマイニングパワーを持つことや、ビットコインを買い占めた結果発生する問題。

(1)不正な取引の正当化
(2) 正当な取引の拒否
(3)
採掘の独占 

理論的に51%攻撃は可能ですが、インセンティブが発生しづらくなっているので挑戦者は現れないものと考えられます。

さ行

採掘(マイニング)

採掘(マイニング)とは新たなブロックを生成し、その報酬としてビットコインを手に入れる行為のことです。技術的には数学的な計算を繰り返し、特定の条件を満たす解を見つけるという行為であり、たくさんのハードウェアと電気代が必要になります。

出典:bitFryer

採掘者(マイナー)

採掘者(マイナー)とは、採掘(マイニング)を行う人を示します。ビットコインの創成期には個人PCでマイニングを行うことも可能でしたが現在では専用のハードウェア(ASIC機)を何千台も束にしたファーム(工場)と呼ばれる組織でもないとほぼ採掘することは出来ません。

マイナーはそのシェア分のブロック生成権を持っていると言えます。

出典:bitFryer

採掘速度(ハッシュレート)

採掘速度(ハッシュレート)とは、マシンの計算力の測定単位です。hash/s(1秒間に1ハッシュの計算)という単位が使われます。通常、K(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)などの接頭辞と合わせて使われ、KHsのように省略されることもあります。ハッシュレート10TH/sに達したということは、1秒あたり10兆回ハッシュの計算を行うことができるということです。

採掘速度と採掘難易度から採掘量が計算できるほか、採掘を行うデバイスによりハッシュレートが大体決まっているため、採掘機の選定の指標等に利用されます。

出典:bitFryer

採掘難易度(ディフィカルティー)

採掘(マイニング)によりブロックを生成する(ナンスを算出する)難易度のことです。具体的にはブロックのハッシュ値がこの値より小さくなればOKという指標のことです。値が低いほど採掘が難しいということになります。ハッシュレート(採掘速度)と合わせてブロックの生成量目安の計算に使用されます。ブロックの生成は平均して10分に1回になるように調整されます。その調整をするため2週間に1度採掘難易度を変更します。過去2週間の平均が10分より短ければ難易度を上げ(値を下げ)、逆に長ければ難易度を下げ(値を上げ)ます。

採掘難易度は採掘競争環境激化により上がり続けますが、過去に下がったこともあります。

よってブロック生成間隔は10分と言われますが、厳密に10分ではなく、なるべく10分になるように調整されています。

出典:bitFryer

採掘報酬(コインベース)

採掘報酬(コインベース:Coinbase)とは採掘(マイニング)により新たなブロックを生成した採掘者(マイナー)がその報酬として得るビットコインの取引のことです。

ビットコインは採掘時のみに新規に発行され、新規に発行されたビットコインは、採掘に成功した採掘者に報酬として付与されます。

採掘報酬は1ブロック毎に50BTCから始まりました。210,000ブロック毎に半減し、6,929,999番目のブロックが最後の採掘報酬となります。発行されるビットコインを積算すると約2100万BTCであり、ビットコインの発行上限です。

報酬額は上記のように減少していき、発掘のスピードは10分間に1ブロックとなるように調整されます。6,929,999ブロックの発掘に要する期間は約132年で最後のブロックの発掘は2140年頃です。

出典:bitFryer

承認

承認とは取引(トランザクション)が新たなブロックに含まれることを言います。取引がまだどのブロックにも属していない場合は未認証です。いずれかのブロックに属している場合にその取引は認証を得たと表現します。

その取引の属するブロックの後にほかのブロックが追加されることで承認数が増えていきます。

ブロックチェーン上で支払う手数料が低い場合などは、なかなかブロックに含まれず未承認の時間が長くなります。

孤立ブロックであっても承認は承認です。ただし孤立ブロックの枝は通常2つくらいしか伸びないので2承認くらいまでしか伸びません。

一般的には6承認を取ると、ほぼ間違いなく安全であると言われております。ただし事業者のシステム不具合により過去に6承認ととったトランザクションでもロールバックされたことがあり、安全な事業者を選択することが必要です。

出典:bitFryer

署名

署名 とは、所有者であることを証明する数学的なメカニズムです。ブロックチェーン上にはビットコイン所有者の「署名」が記録されており、署名が一致する場合だけ所有者が書き換えられる仕組みが採られています。もしも、誰かがブロックチェーンにウソの署名を使ってウソの取引内容を記録しようとしても、署名が一致しない場合には、内容は書き換えられません。そして、このブロックチェーンへの署名行為は、秘密鍵を持つ者だけが行うことができるという仕組みになっています。つまり、秘密鍵を持つ者だけがブロックチェーンの書き換えを行えるということ、すなわちビットコインを他人に送信できます。さらに、ビットコインの秘密鍵を持っていることがビットコインを保有するという事を意味しており、秘密鍵を持っているという事実だけがビットコイン所有者であることを証明しています。

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シルクロード

Silk Road(シルクロード)は2011年2月にディープウェブ(ダークウェブとも)上に作られた薬物などの不正販売闇市を経営していたウェブサイト。いわゆる闇サイトです。通常のインターネットからはアクセスできず、Torのみを通じて利用でき、2013年7月まで約96万人の登録ユーザーを保有していました。ウェブサイトはマリファナ、LSD、ヘロイン、コカインなども含めた禁止薬物や銃、流出クレジットカード情報などを取引し、唯一の決算手段としてビットコインが使われていました。2013年10月に創設者と考えられている Ross William UlbrichtはFBIに逮捕されました。それと同時にシルクロード自体もFBIにより閉鎖され、Ulbrichtが保有していたとされる144,000BTC(当時のレートで28億円程度)もFBIに回収されました。2015年11月、押収されたビットコインの最後のオークションが開催されました。

出典:bitFryer

スクリプト

スクリプトとはハッシュの計算方式のことです。現存する仮想コインの殆どは、採掘の際にSHA256かスクリプトのどちらかのハッシュを用いています。たとえばBitcoinはSHA256を使い、Litecoinはスクリプトを採用しています。スクリプトはSHA256よりも複雑でメモリを多く使用するため、CPUよりも1000高速に計算するハードウェア(ASIC)がまだありません。

そのため、CPUでの採掘が現実的です。

出典:bitFryer

スケーラビリティ問題

ビットコインにおいて、ブロックチェーンの「ブロック」には取引の記録が書き込まれ、約10分ごとに新しいブロックが生成されていきます。

「ブロック」に書き込めるサイズの上限は1MB(2017年10月現在)と決まっています。ブロックサイズが上限に達してしまい、ブロックに入らない取引の件数が多くなると、送金に時間がかかる、送金要求が承認されない、取引手数料が高騰する、といった問題が発生します。

出典:bitFryer

ストレステスト

ストレステストとは、ビットコインのネットワークに対してスクリプトでトランザクションを大量に生成し、ブロードキャストし続けるという方法です。

「負荷をかけることによって、誰かが利益を得る可能性がある」という仮説に基いて行われるなど、今後の技術的な発展のために様々な角度から、検証と問題提起がされている中の動きの一つです。

昨今のストレステストの結果「ブロックサイズの引き上げ」と「動的な取引手数料の実装」が必要であるとの認識が広まるきっかけにもなりました。

出典:bitFryer

スプレッド

スプレッドとは売りと買いの差額のことです。

例えば、XRP/円、買い:100円で売り:95円の場合であれば、スプレッドは5円です。

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税制

ビットコインの取引で得た譲渡益(キャピタルゲイン)に対して所得税が課税されます。ビットコインと商品・サービスとの交換は、課税資産の譲渡に該当します。従ってビットコインと商品・サービスの交換では消費者にとって追加の消費税の税負担は生じません。

税区分は雑所得となり、損益通算は不可となっています。

出典:bitFryer

Segwit

Segwit とは Segregated Witness の短縮語で、トランザクション ID の算出対象からトランザクションに対する署名を削除し、トランザクションから独立した署名領域 (Witness) を用いて署名をおこなうことを指します。Segwitに対応することにより 1 ブロックに含められるトランザクションが多くなります。また、署名に特別な細工を施した場合であってもトランザクション ID が変化することがなくなり、トランザクション展性を防止します。

出典:bitFryer

0承認

0承認(ゼロコンファメーション)とは取引(トランザクション)がまだどのブロックにも属していない状態を言います。

通常のトランザクションを0承認で受け入れた場合、二重支払いの可能性が潜在します。二重支払いとは、あるビットコインをAに送信した後、即座に同じビットコインをBにより多くの手数料で送信すると、Aに送信したビットコインが承認されるより速く、Bが承認されることになります。その結果Aの受け取った(はず)のビットコインは2重支払いということになり、その後永久に承認されることはありません。そのため、0承認の状態の入金から送られてきたコインは承認を得るまで信用しないほうが賢明です。

出典:bitFryer

ソフトフォーク

ソフトフォークとは、ブロックチェーンのプロトコルに規定された検証規則をより厳密なものに変更することによって発生するブロックチェーンの分岐のことです。

ソフトフォークの際には、新しい検証規則に則って作成されるブロックおよびトランザクションは、古い検証規則を利用する検証ノードも含めて、すべてのノードにおいて有効とみなされます。したがって過半数の採掘者および検証ノードが新しい検証規則を採用する前提に立つならば、恒久的な分岐を生じる可能性はほとんどなく、いずれ新しい検証規則のブランチへと収束します。

Pay to script hash (P2SH) によるトランザクションは、ソフトフォークによって実現されました。

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送金

ビットコインの送金は、P2P(ピア・ツー・ピア)で個人間で直接支払うことができます。相手先のビットコインアドレスを指定することで送ることができます。ビットコインアドレスは世界中で固有のもので重複がありません。

一般的な通貨で送金を行う際には、銀行などを仲介する必要があります。ビットコインの送金において銀行に相当するものはありません。仲介する組織が存在しないので手数料は無料か格安です。

出典:bitFryer

 

た行

ターゲット

difficulty(採掘難易度)の算出元となる256ビットのデータであり、採掘時に探索することになるブロックヘッダーのハッシュ値(プルーフ・オブ・ワーク)の上限値のことです(つまりこの値より小さなHash値を見つける競争を行うことになります)。ターゲットが「低い」ほどdifficultyは高くなります。ビットコインでは、 2016ブロック(2週間)ごとにターゲットが調整されます。採掘時の指標となるdifficultyは単純に最大のターゲットを現在のターゲットで割った値になります。

出典:bitFryer

チェックポイント

チェックポイントは、ビットコインの公式クライアントにハードコードされたある時点のブロックのハッシュ値です。クライアントは、チェックポイントまでの全てのトランザクションを有効で不可逆なものとして受け入れます。クライアントはチェックポイント以前のブロックチェーンを無条件に正しいものと認識し、チェックポイント以前のブロックチェーンを分岐させることが不可能となっています。 悪意のあるハッカーからの過去のブロックチェーンへの攻撃(51%攻撃)対策として使われることもあります。

出典:bitFryer

チャート

チャートとは、過去の為替レートの値動きを、価格や時間を軸としてグラフにしたものです。チャートを使うことでレートの流れがひと目で把握できます。

チャートにはいろいろなタイプのものがありますが、ロウソク足を使ったチャートが一般的ですが、その他にも移動平均線、一目均衡表、ボリンジャーバンド、RSI、ストキャスティックス、MACDなどがあります。

出典:bitFryer

チャットマイニング

チャットすることでビットコインが貰えるキャンペーンをマイニングに例えたもの。

デイトレード

デイトレードとは、投資における売買手法の一つです。一日のうちに売買を繰り返し、損益(評価損または評価益)に関係なく売買を完結させ、翌日にポジションを持ち越さない取引方法です。

ディフィカルティー(採掘難易度)

採掘難易度とは、ディフィカルティーとも呼ばれ採掘(マイニング)によりブロックを生成する(ナンスを算出する)難易度のことです。具体的にはブロックのハッシュ値がこの値より小さくなればOKという指標のことです。値が低いほど採掘が難しいということになります。ハッシュレート(採掘速度)と合わせてブロックの生成量目安の計算に使用されます。ブロックの生成は平均して10分に1回になるように調整されます。その調整をするため2週間に1度採掘難易度を変更します。過去2週間の平均が10分より短ければ難易度を上げ(値を下げ)、逆に長ければ難易度を下げ(値を上げ)ます。

採掘難易度は採掘競争環境激化により上がり続けますが、過去に下がったこともあります。

よってブロック生成間隔は10分と言われますが、厳密に10分ではなく、なるべく10分になるように調整されています。

出典:bitFryer

デビットカード

デビットカードとは、預金口座と紐付けされた即時決済取引用カードです。金融機関のキャッシュカードをそのまま使って買い物などの支払が出来るサービスの名称である「Jデビット」をさす場合もあります。

クレジットカードとの違いは、あなたの口座から即座に代金を引落す「即時決済型」だということです。取引の際に使用すると代金が口座から引き落とされる仕組みです。

出典:bitFryer

デフレーション

経済全体の財やサービスの価格(物価)が継続的に下落する現象で、貨幣価値の上昇を意味します。

ビットコインの発行量は年を減るごとに低減していく為、もしビットコインを使う人間が増えていけば、発行量に上限のあるビットコインの価値は上がると思われます。ビットコインはデフレ期待によりビットコイン・ネットワークの安全性を向上させるという自己完結的なシステムです。

出典:bitFryer

電子署名

電子署名とは、データに電子的に署名することです。電子署名により、本文を公開鍵を用いて署名することが出来ます。第三者は公開鍵と署名と本文を見比べることで署名をしたのが秘密鍵を持っている人であること(所有権の確認)と本文が改ざんされていないことを検証すること出来ます。

出典:bitFryer

電子マネー

電子マネーとは、紙幣や硬貨を使わないで、電子的に(=データのやりとりで)決済を実現する手段の事です。主に前払式支払手段として認知されており、オンラインで決済を実行するタイプもあれば、最近主力になりつつある非接触型の決済方法もあります。電車に乗るときや、コンビニでの支払いに利用するものです。 ビットコインと電子マネーは異なるものです。主な違いは以下です。

  1. 管理・発行:電子マネーは発行・管理元がある。ビットコインはない。
  2. 新規発行:電子マネーは、現金を預託することで対価として発行される。ビットコインは、採掘(マイニング)というビットコインネットワークへの協力行為の対価として発行される。
  3. 流通:電子マネーを受け取った場合、第三者への支払には使えない。当該電子マネーの発行元で換金する必要がある。ビットコインは受取、支払ができ流通する。
  4. システム:電子マネーは採用事業者(鉄道会社やキャリア、小売事業者)ネットワーク内でしか利用できない。ビットコインはインターネットに接続していれば誰でも利用できる。

 

イギリスの代表的な電子マネー:エコペイズ

ドージコイン

ドージコイン(Dogecoin)は、2013年に海外で大流行した「Doge」と呼ばれる柴犬のミームをモチーフにした代表的な暗号通貨の一つです。「かぼすちゃん」という日本在住の柴犬がモデルとなっています。

元IBMエンジニアでプログラマーのビリー・マーカス氏がビットコインのパロディー版として開発し、2013年12月6日にスタートしました。

ビットコインとは違い発行上限がありません。

出典:bitFryer

トランザクション

ビットコインのトランザクション(取引)は複数のTxIn(支払元)と複数のTxOut(支払先)によって構成されます。

すべてのTxInは秘密鍵によって署名する必要があります。そしてTxInの合計数量とTxOutの合計数量の差が手数料と呼ばれ、ブロック生成時に採掘者が手に入れます。

TxInにはアドレスも数量も書いておらず、支払いもとのコインを入手したトランザクション(ハッシュ)とそのトランザクション内のTxOutの何番目かのインデックスしか書かれていません。

そのためTxInの合計数量を計算するには1億以上あるトランザクションから対象となるトランザクションを取り出さなくてはなりません。ビットコインデーモンを新たに作成する場合一番苦労する点でしょう。

さらにその支払い元のコインが2重払いになっているかを判定するためには工夫を要します。

出典:bitFryer

トランザクション展性

トランザクションの論理的な意味を変えずに(つまり支払元と支払先を変えずに)トランザクションの表現を変更し結果としてトランザクションハッシュを変更してしまう攻撃のことです。

この攻撃をされるとどちらかのトランザクションが2重払いになってしまいますが、論理的な意味は変わらずちゃんと支払いは完了します。

ただ自分の作成したトランザクションを確認するのが難しくなるため事業者は対応が必須です。

マウントゴックス社がこの攻撃を受けたと発表したことで有名になりました。

出典:bitFryer

取引手数料

取引手数料とは、ビットコインの送付時に採掘者(マイナー)へ支払われる手数料です。必要な最低取引手数料は取引データの「サイズ」で決定され、1キロバイト以下、0.01BTC以上等いくつかの条件を満たすと手数料無料で送金することもできます。通常の少額の取引では、約0.0001BTCが必要となります。また手数料を多くすることによりそのトランザクションが迅速にブロックに含まれるように採掘者(マイナー)に対して指示をすることにもなります

出典:bitFryer

ドル・コスト平均法

投資手法の一つで、決まった金額を決まった日に投資することです。

 

な行

ナカモト・サトシ

2009年にビットコインのアイデアをネット上に発表、ビットコインプロトコルと参照ソフトウェア Bitcoin-Qt を作ったことで知られる人物もしくは団体の称する氏名です。当該人物の正体は不明で、CIAですら分かっていないといわれています。

ナンス

ナンスとは、Number used once(一度だけ使用される使い捨ての数字)の略で、ブロックを生成するときに採掘者(マイナー)によって生成される32ビットの数値です。ブロックを生成するためには採掘難易度より小さいハッシュを計算することが必要です。もちろん何度計算してもハッシュ値は同じなのでナンスをどんどん変更させてハッシュ値を変えていき、うまくいくナンスを探すことになります。

ビットコインの採掘(マイニング)においてこのナンスを探す作業はまさに電気代の無駄で経済合理性もありません。アルトコインではこの計算を、より社会的に有意義な手法に置き換えているものがあります(NameCoinなど)。

出典:bitFryer

二重支払い

二重支払いとは、すでに使用したビットコインを再び使用することです。ビットコインの取引は秘密鍵を持っている人が署名しなければ使えないのでコインの不正使用は防ぐことができますが、秘密鍵を持っている人が同じコインを2つの取引で使用することを防げません。ビットコインはブロックチェーンとプルーフ・オブ・ワークを導入することにより、二重支払いを防ぐ仕組みとなっています。

ブロック生成時に二重支払いの取引ははじかれるため承認された取引は二重支払いの可能性が劇的に減ります。ただ孤立ブロックとメインチェーンのブロックで二重支払いになる可能性はあります。これが6承認が推奨される理由です。

また悪意がなくてもトランザクション展性という攻撃により普通の取引が2重払いになってしまうケースがあります。ただしこの場合は意味的には全く同じ意味の取引が生成(トランザクション展性)されるので大きな脅威ではありません。

二重払いのコインをもとに作成した取引も同様に無効なので自分の使用するコインは6承認を得たものにするべきです。

悪意を持ったプログラマーは二重支払いを意図的に起こすことが可能です。そのため事業者は二重払いを防ぐ方法を実装することが重要です。

出典:bitFryer

日本ブロックチェーン協会(JBA)

一般社団法人日本ブロックチェーン協会(JBA)は、ブロックチェーン技術が一層安心・安全な技術としてこれからの日本経済の発展を支える仕組みの一つになり、日本経済の発展に貢献するよう活動する組織です。

2016年4月15日に一般社団法人日本価値記録事業者協会(JADA)から本協会へ改組致しました。

一般社団法人日本ブロックチェーン協会

ノード

ビットコイン・ネットワークに参加しているプログラム一つ一つのことです。さらにマイニングを主体とするノード、ウォレット機能を主体とするノード、軽量化ウォレット(SPV)機能を主体とするノードなどの種類があります。

出典:bitFryer

 

は行

ハードフォーク

ハードフォークは、ブロックチェーンのプロトコルに規定された検証規則を緩和することによって発生するブロックチェーンの分岐のことです。

ハードフォークの際には、新しい検証規則を採用しないノードは、新しい検証規則に則って作成されたブロックおよびトランザクションを無効として却下する可能性があります。これにより、新しい検証規則を採用するノードと、採用しないノードとの間で、ブロックチェーンの最も長い有効な枝の判断に不一致が生じ、恒久的な分岐を生じる可能性があります。

出典:bitFryer

バイナンス(Binance)

世界最大規模の海外仮想通貨取引所。運営企業は香港に籍を置いており、本人確認をせずに各種仮想通貨の取引が可能。

上場している仮想通貨は100種類を超え、草コインも多数上場しているため、世界中からビットコイン相場に乗り遅れた「億り人志望者」が殺到しています。

海外企業とはいえ、公式サイト右上にあるGoogle翻訳ボタンから日本語に変換可能なため、日本人からも絶大な支持を得ており、「億り人」もしくは「億り人」を目指している人は必須の取引所。

2018年3月に、日本の金融庁から日本国内において営業活動をする際は認可が必要と公式に警告されています。日本人がバイナンスに口座を開設して取引をすることは違法ではありませんが、日本の金融庁の規制外となります。

公式サイト:バイナンス

 

発行量

ビットコインの発行量とは、新規に発行されるビットコインの数量や、過去の発行総量を指します。新規に発行されるビットコインは採掘報酬(コインベース:Coinbase)と呼ばれ、採掘(マイニング)により新たなブロックを生成した採掘者(マイナー)がその報酬として得るビットコインです。

ビットコインの発行総量は約2100万BTCであり、上限に達するのは2140年頃になる見込みです。

出典:bitFryer

ハッシュ(ハッシュ値)

ハッシュ(またはハッシュ値)とは、あるデータを変換して得られる固定長のデータのことです。ハッシュはあるデータを一方向にしか演算できないのが特徴で、ハッシュ化されたデータを元のデータに戻すことはほぼ不可能です。また元のデータを1文字でも変更するとハッシュ化されたデータは全く違う結果となり、元データを推測することを不可能にしてます。

暗号は暗号化したデータを復号できるのに対し、ハッシュは復号できないという大きな違いがあります。ハッシュ値を得るための関数を「ハッシュ関数」といいます。データの改竄を検知したり、パスワードの照合、データ検索の高速化などに用いられています。ビットコインにおいてはハッシュはいたるところで使われています。特にマイニング(採掘)ではハッシュを計算する効率が最も重要でハッシュ計算に特化したハードウェア(チップ)なども開発されています。

ビットコインで使用されるハッシュは SHA-256 と RIPEMD-160 です。これらのハッシュはGPUで計算するのに向いており、後発のアルトコインではScrypt系のハッシュを使うことで普通のPCでも採掘しやすいように工夫しているものも多いです。

一般的にパスワードはハッシュ化されて保存されております。そうしておけば事業者がユーザーのパスワードを知ることは不可能であり、また漏洩に耐えられるのでこのような設計にするのが必須です。

出典:bitFryer

ハッシュレート(採掘速度)

採掘速度(ハッシュレート)とは、マシンの計算力の測定単位です。hash/s(1秒間に1ハッシュの計算)という単位が使われます。通常、K(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)などの接頭辞と合わせて使われ、KHsのように省略されることもあります。ハッシュレート10TH/sに達したということは、1秒あたり10兆回ハッシュの計算を行うことができるということです。

採掘速度と採掘難易度から採掘量が計算できるほか、採掘を行うデバイスによりハッシュレートが大体決まっているため、採掘機の選定の指標等に利用されます。

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半減期

半減期とは、ビットコインの採掘報酬が半減するタイミングのことです。採掘報酬は1ブロックにつき 50BTC から始まりました。それから210,000ブロック毎に半減し、6,929,999番目のブロックが最後の採掘報酬になることと決められています。

最初のビットコイン半減期である210,000番目のブロックは2012年11月29日に生成されており、採掘報酬は 25BTC に半減しました。

2回目のビットコイン半減期である420,000番目のブロックは2016年7月9日ごろに生成されており、採掘報酬は 12.5BTC に半減します。

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ビザンチン将軍問題

相互に通信しあう何らかのオブジェクト群において、通信および個々のオブジェクトが故障または故意によって偽の情報を伝達する可能性がある場合に、全体として正しい合意を形成できるかを問う問題です。

一般的には、インターネットのような信頼のおけないネットワークにおいて、見知らぬ人とどうやって信頼を築きあげるかという問題あります。

ブロックチェーンは利己的な各ノードに難しい計算をさせることで合意を形成させます。これをプルーフ・オブ・ワークといいます。プルーフ・オブ・ワークによってビットコインの記録と送金の安全性が保たれています。

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ビットコイン

ビットコインは仮想通貨(価値記録)です。仮想通貨ですが実際に価値を持っており、金に近い性質だと言われております。中央銀行や特定の企業のような発行体が無いのが特徴です。価値の源泉は人々の信用のみで、多くの人が価値があると信じているから価値が生まれます。

ビットコインはプログラム上で新規発行されます。上限は約2100万BTCと決まっており、改変することは不可能です。(厳密には大多数のマイナーが同意を得れば変更可能。)

上限が設定されているのはインフレを防ぐためであり、勝手に発行することはできず、新規発行のスピードも予めプログラムされています。

Bitcoinはビットコインの概念、プロトコル、取引ネットワーク全体を示す単語です。bitcoinはビットコインという通貨自体を示す単語です。

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ビットコイン・インベストメント・トラスト

ビットコイン・インベストメント・トラストとは、2013年に正式に取引を開始した適格投資家向けの世界初の公開取引されているビットコインの価格に連動する投資信託です。ティッカーシンボルは「GBTC」です。ウィンクルボス兄弟のビットコインETFに先駆けて取引が公開されました。

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ビットコイン・コア

Bitcoinの公式クライアントです。以前のバージョンは利用する為にインストール後数時間~1日以上かけてすべてのブロックチェーン(取引履歴)をダウンロードする必要がありましたが、0.10.0バージョンでブロックチェーンデータのヘッダーのみを先にダウンロードすることで、同期に掛かる時間が8000分の1にまで短縮されました。また取引手数料が調整可能になり、取引手数料を多めに支払うことで取引の承認までの速度と確実性を得られ、承認に時間がかかっても良い場合は取引手数料を節約できるようになりました。

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ビットコインアドレス

ビットコインアドレスとは、ビットコインを利用するに当たっての「口座番号」のようなものです。ビットコインアドレスは、1または3から始まる27~34文字の英数字からなっており、公開鍵から生成されます。

ビットコインを送付する際には送付先のビットコインアドレスを指定します。また送付もとのビットコインアドレスの秘密鍵を保持していないと送付することが出来ません。

ビットコインアドレスの例:1GaD9CZA8k1jr5mACb7euD5fLR7rMS6ciz

標準のビットコインアドレスは1で始まり、よりセキュリティーの高いマルチシグアドレスは3で始まります。bitFlyerではマルチシグアドレスを無料で手に入れることができます。

なおビットコインアドレスはBase58と呼ばれるフォーマットになっています。Base64というのはWebの世界では有名ですが、それと同じようにバイナリデータを58文字で表現するフォーマットです。

Base64との違いはl(小文字:エル)と1(数字:いち)のように間違えやすい文字を除外していることです。例えば小文字のエルは使用できません。

ビットコインアドレスから公開鍵(秘密鍵)を知るすべはないので極端な例としては秘密鍵なしでもビットコインアドレスを作成できます。

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ビットコインATM

ビットコインの売買に対応した現金自動預払機(ATM)です。

ウォレットに保有するビットコインを換金して現金を引き出したり、現金でビットコインを購入したりすることができます。

日本国内では六本木や渋谷、銀座などの飲食店に設置してあります。

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ビットコイン価格

ビットコインの価格は、需要と供給で決まります。ビットコイン取引所ではビットコインを買いたい人、ビットコインを売りたい人がそれぞれ希望の値段でオーダーを出し値段がマッチングすると売買が成立します。

ビットコインはドルや円といった通貨と違って政府や中央銀行、現物資産などの裏付けはなくビットコインに価値があると思っている人々の需給によって価値が決まっています。

またビットコインは「インフレさせない」という思想をもとに作られており、あらかじめ発行量とペースが決まっています。発行量を上回る需要があれば価格は上がります。逆に需要が少なければ価格は下がります。

出典:bitFryer

ビットコイン決済

ビットコイン決済とはECサイトや飲食店などでの決済手段としてビットコインを用いることです。既存の決済手段よりも手数料が安く、簡単に手続きができます。

ほとんどの場合、支払い者はECサイトなどで表示されるQRコードをスキャンしビットコインを送付するという簡単なステップで支払いが完了します。

出典:bitFryer

ビットコイン取引所

ビットコインを売買することができるサービスです。お客様の需要と供給の関係で価格が決定されます。国内取引所では、日本円でビットコインを買うこともできれば、持っているビットコインを売って、円に替えることもできます。しかし海外取引所では日本円が使用できないこともあります。

海外ビットコイン取引所:バイナンス
国内ビットコイン取引所:bitFryerビットバンクコインチェック

ビットコイン販売所

ビットコイン販売所が取引相手となりビットコインの売買を行うことができます。あなたはビットコイン販売所からビットコインを購入、またはビットコイン販売所にビットコインを売却します。

海外ビットコイン販売所:バイナンス
国内ビットコイン販売所:bitFryerビットバンクコインチェック

ビットコインホワイトペーパー

ビットコインホワイトペーパーとは、2008年10月31日にSatoshi Nakamotoと名乗る人物により公開されたビットコインのおおまかな仕組みが書かれた論文です。原文は英語で、タイトルは「Bitcoin : A Peer-to-Peer Electronic Cash System」です。多くの方が長大な論文を想像するかもしれませんが、注釈を含めても 9 ページしかない論文です。

金融機関などの第三者を通さず低コストで取引できる電子マネーのアイデア。中央にサーバーを置かず、ネットワークで接続された端末同士でデータをやり取りするピア・ツー・ピア(P2P)という仕組みを使い、プルーフ・オブ・ワークにより取引情報の改ざんを実質的に不可能にする仕組みについて説明されています。

原文:https://bitcoin.org/bitcoin.pdf

秘密鍵

秘密鍵とは、公開鍵暗号において公開鍵と対になる鍵です。ビットコインにおいては、送金時の取引で署名を行うために必要です。

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プルーフ・オブ・ステーク

プルーフ・オブ・ステーク(PoS)は、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)の代替システムにあたるものであり、コインを持っている割合(Stake)で、ブロックの承認の割合を決めることを基本としています。これは、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)についての問題点である、

1.セキュリティを維持するための、長期的な電気代等の取引手数料、

2.マイニングの中央集権化と企業支配傾向の増加、

3.マイナーとビットコインホルダー間の利害の相違、

といった問題を解決します。

コインを「株式」を保持するような資本コストに置き換え、Powマイニングにおいて発生する運用コストを排除します。PoSでコインステーク報酬と呼ばれるコインベース報酬は(ビットコインでは、1ブロックにつき25BTC 2015年11月現在 )は、一般的に一定量ではありません。しかし、所有されるコインの数とPoSマイナーによって保有する時間の長さに比例します。コンピューティング・ハードウェアまたは電気のコストは関係なく、すべてのPoSマイナーは彼らの所有コインによって同じ利益率(「金利」)を得るので、PoWのようにPoSは段階的な集中化に苦しみません。

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プルーフ・オブ・バーン

プルーフ・オブ・バーンとは、現在のビットコインコインベースという特殊なインプットを持つ取引記録を使って通貨発行しているのと同様に、その後には絶対に使用不可能なアウトプットを持つ取引記録を送金者が作成することによって、その金額を焼却したことを証明すると、新しい仮想通貨に同額の金額のコインベースを得ることができるという仕組みです。ビットコインの通貨を発行するのとは逆の手順であり、通貨を消滅させる取引記録と、新しい仮想通貨の通貨発行を連動させるような方法が可能です。燃やすとはつまり、コインを使用できない(秘密鍵を誰も知らない)アドレスに送ることを意味します。

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プルーフ・オブ・ワーク(PoW)

プルーフ・オブ・ワークとはコンセンサス・アルゴリズムの1つです。

P2P(ピアツーピア)ネットワークにおいて何を発言権として認めるか?という問題に対してのひとつの回答です。古典的なP2PではIPアドレスひとつごと、プロセス1つごとなどに発言権がありましたが、ビットコインではこれをCPUの計算量に応じて発言権を与えることにしました。

具体的には多大な計算量を要する問題(=特定の条件を満たすハッシュを探す)を最初に解いたものに発言権(=ブロック)を与えています。

ビットコインネットワークに偽の情報を受け入れさせるためには過半数の発言権を手に入れなければなりませんが、そのためにはネットワーク全体の半分以上のCPUパワーが必要となります。また過去にさかのぼって改変するのは指数関数的に難しくなるためビットコインネットワークに対する攻撃は事実上不可能といえます。

より一般的にプルーフ・オブ・リソースという概念があり、PoWはその一形態といえるでしょう(CPUリソースという意味で)。

アルトコインでよく利用されるのがプルーフ・オブ・ステーク(PoS)です。これは利害関係に基づき発言権を与えるモデルで大まかにいうとコインの保持量に応じて発言権を認めるというのに似ています。PoSではPoWと違って無駄な電力消費を抑えるというメリットがあります。ただPoS単独ではなくPoWやほかの概念と組み合わせて使われることが多いようです。

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ブルームフィルター

ブルームフィルターは、非常に高速に動作し、ある要素が集合に含まれるかどうかを、確率的に判定できるデータ構造です。「確率的」というのは、「含まれない物を、含まれると言ってしまうかもしれないが、含まれるものを含まれないと言ってしまうことはない」という特徴(つまり、偽陽性はあるが偽陰性は無い)の事を指しています。Simplified Payment Verification(SPV)はBitcoin論文で言及はされているものの、実際には、データを部分的にダウンロードする方法というのは長年存在しなかったので、これまで効率的にSPVクライアントを実装する事はできませんでしたが、プロトコル拡張によってブルームフィルターを用いて、自分のアドレスに関連するトランザクションのみをダウンロードしてくる事ができるようになりました。

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ブロードキャスト

ブロードキャストとは、自分が作成した取引データをビットコイン・ネットワークに送信することです。P2P(ピアツーピア)機構により数秒後には世界中の参加者があなたの取引を受け取ることになります。ビットコインでは参加者全員が共通の全取引データ(ブロックチェーン)を閲覧する為、どのアドレスがどんな取引を行ったということが世界中の誰にでも分かります。

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ブロック

ブロックは取引をまとめたもので採掘(マイニング)の単位でもあります。取引はブロックに含まれることで承認を得ます。したがってまだどのブロックにも属していない取引は未承認とみなされます。1ブロック当たりの最大データサイズは現在1MBで、将来8MBにするか20MBにするかの議論がなされています。利用者にとってはサイズは大きい方がビットコインの送付スピードが早くなり便利ですが、採掘者(マイナー)にとって送付速度はある程度遅くないと追加手数料を得ることができません。

約10分毎に採掘によって複数の取引を含む新しいブロックがブロックチェーンに追加されます。各ブロックの生成時には、採掘者の報酬となる取引(コインベース)も同時に生成されます。

ビットコインは「始まりのブロック(Genesis)」から始まって、2015年10月現在で37万ブロックつながっています。そしてこれからも10分ごとに1ブロックずつ積みあがっていきます。

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ブロックチェーン

ブロックチェーンとは、ブロックの連鎖です。ブロックは一つづつ積み重なっていき,この重なりのことをブロックチェーンと呼びます。あるブロックの上にたくさんのブロックがあるほどそのブロックが孤立ブロックになる可能性は少なくなります。一般的には5つのブロックが積み重なれば孤立ブロックになる可能性はほぼ0になったと判定されます。ブロックチェーンに保存されているの過去の全取引データはすべてのビットコイン・ユーザーで共有されます。

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ブロックチェーンの分岐(フォーク)

ブロックチェーンの分岐とは、同時に複数のブロックが採掘されたり悪意のあるノードがネットワークを混乱させようとしたりして、複数のブロックが同じブロックのあとに加えられるときに発生します。このとき、ブロックチェインは分岐し、次のブロックを作成する採掘者は分岐したチェインの中から一番長い枝(ブロックが多い枝)を選び、そこに自分のブロックを加えるよう計算を始めます。枝の長さに一定以上の差がついたら、短い方の枝は捨てられ、捨てられた方の枝を構成するブロックの採掘者は報酬を受け取ることができなくなります。よって、採掘者は、自分の枝のあとに他の採掘者が続くよう一番長い枝にブロックを加えるインセンティブをもつのです。このインセンティブにより、一番長い枝に採掘者が集中し、そして採掘者が一つの枝に集中することにより、チェインが分岐しても一つの枝に収束するようになります。

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ブロックヘッダ

各ブロックは、ブロックヘッダという部分と元帳に追加するトランザクションの集まりからできています。そしてブロックヘッダには、Merkle RootのHash値という欄があり、この部分には、そのブロックに入れる各トランザクションのHash値を計算し、次に、2つのトランザクションのペアのHash値を繋いだものをHashするというようにバイナリツリー状に組み合わせて行い、最後に1つのHash値にまとめた値を書き込みます。このMerkle RootのHash値によって、ブロックに入れたトランザクションの値が書き変えられていないことを確認することができます。そして、タイムスタンプはこのブロックが作られたおおよその時刻を示す。つまり、これで前のブロックを識別して、ブロックの繋がりであるブロックチェインを構成する。

分散システムであるビットコインでは、ブロックヘッダのHash値をブロックを識別する番号として用います。この番号は、単なる一連番号ではなく、ブロックヘッダのHashであるので、ブロックヘッダが改変されていないことも保証する機能を持っています。

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ペーパーウォレット

アドレスと秘密鍵を印刷し紙で保管する方法です。長期の保管が主目的であり、完全にインターネットから遮断される為最も安全な管理方法です。

生成したらどこか安全な場所に保管してください。生成後はブラウザやPC、プリンタのキャッシュを削除しておくのが安全でしょう。

ペーパーウォレットを失ったり、火事で消失したりすると永久にコインを失うリスクがあります。保管場所の選定には注意しましょう。送金時にはインポート作業が発生するなど利便性が悪いです。

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ボラティリティ

ボラティリティとは、価格変動性のことです。「ボラティリティが大きい」という場合は、その商品の価格変動が大きいことを意味し、「ボラティリティが小さい」という場合は、その商品の価格変動が小さいことを意味します。

ビットコインはドル円の3倍~5倍程度のボラティリティがあり、ドル円よりもボラティリティが大きいです。

一般的にはボラティリティを標準偏差で数値化しリスクの度合いとして捉えます。ボラティリティが大きければリスクが高く、ボラティリティが小さければリスクが低いと一般的には判断されます。

 

ま行

マイニングプール

マイニングプールは、複数の採掘者(マイナー)で協力して採掘(マイニング)を行う仕組みを指します。マイニングプールでは、大勢が採掘に協力して条件をみたすナンスを探索します。

マイニングプールのサーバーから、ナンス以外のブロックヘッダーが与えられ、条件を満たすナンスを探索します。採掘の結果、得られた採掘報酬(コインベース)を各採掘者の貢献度に応じて分配します。

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マウントゴックス社

マウントゴックス社とは、世界最大のビットコイン取引量を誇ったビットコイン交換所で、東京に所在していました。2014年2月に会社更生法の適用を申請しました。

マウントゴックスの社長(マルクカルプレス)は横領などで起訴されており、自社会計データを改ざんしたと報道されております。

マウントゴックス社の事件は横領である可能性が高く、ビットコインの安全性・信頼とは無関係です。

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マルチシグ(マルチ・シグネチャの略)

通常のビットコインアドレスとは違い、マルチシグのアドレスはビットコインを送付するために複数の署名が必要です。

必要な署名の数は「2/3」のように分数で表されます。この場合「事前に作られた3つのプライベートキーの内、2つのキーでの署名が必要」という意味になります。

マルチシグを採用することで高セキュリティのウォレットを構築できます。最重要データであるプライベートキーが1つ漏洩しても、別のキーがなければビットコインの送付が出来ないからです。攻撃者が2つ以上の別々の設計のプラットフォームに同時に侵入することは非常に困難です。

またマスターキーをひとつ持たせ、それをネットワークに接続していない安全な場所に保管することで万が一プライベートキーを紛失したときの保険になります。

マルチシグはセキュリティーを追求した、最新のビットコインテクノロジーです。

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モナーコイン

モナーコイン(Monacoin)は巨大掲示板サイト2chのソフトウェア板でMr.Watanabe(わたなべ氏)によって開発され2014年1月1日に流通がスタートした日本発の仮想通貨です。

通貨単位表記は「MONA」です。モナーとはアスキーアートのキャラクターの一つです。

モナーコインは利用者が実行しているクライアントプログラムが形成するモナーコインネットワークによって維持されており、管理者等は存在しません。

クライアントプログラムはオープンソースを用い、モナーコインプロジェクトにより作成・公開されています。モナーコインプロジェクトではコインの発行・運営はしていません。

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や行

ら行

ライトコイン

Litecoin は仮想通貨の一種です。ビットコインと同様、ほぼ無料に近い手数料で、世界中の誰にでも即座に支払いを行うことができます。

中央集権型とは異なる完全分散型であり、オープンソースでグローバルな決済ネットワークです。

ビットコインに比べ、採掘(マイニング)にかかる時間が短くストレージの効率性に優れているのが特長です。

発行上限が8,400万LTCでブロックの平均生成時間は2.5分です。

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リップル(XRP)

リップルとは3つの側面から説明ができます。

まず、法人としてのリップルです。Ripple Labs, INC.という社名で社長はChris Larsenです。

次に、プロトコルとしてのリップルです。プロトコルとしてのリップルは決済や送金の為の電子送金プロトコルです。ブロックチェーンを使用しない為、即時送金が可能。Ripple Labsが法定通貨等との交換を保障します。

最後に、仮想通貨としてのリップル(XPR)です。XRPは“ゲートウェイ”と呼ばれる業者を通して法定通貨やビットコインと交換することができます。リップルプロトコルで法定通貨を送付するときにXRPを消費します。

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リプレイアタック(リプレイ攻撃)

ハードフォークによってブロックチェーンが複数の枝に分岐し、異なる 2 つ以上の独立した台帳に分かれてしまった場合において、ひとつの枝で有効なトランザクションが他の枝でも有効となることを利用して、ある台帳上で有効な取引を他の台帳上でも実行することにより、送金者の意図しない台帳上で資産移動させてしまうことを、リプレイ攻撃といいます。

たとえば、仮にブロックチェーンが Y および Z という 2 つの枝に分岐し、それぞれが独立した台帳とみなされることとなった場合で、送金者が Y の台帳上でのみの送金を意図してトランザクション T を作成したと仮定します。悪意のある受領者がこのトランザクション T の Z 上での実行を試み、トランザクション T がブロックチェーン Z に記録されてしまった場合、送金者は意図せず Z の台帳上でも同様の送金を行ったことになります。

出典:bitFryer

わ行

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